かなりコアな将棋ファンが、将棋以外で読んだ本をご紹介します。「パパ育児日記」と化しつつあるのは秘密の方向で。
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  職団戦に行ってきた  2007.12.03.Mon / 16:30 


5局指してきました。
ってことは、決勝トーナメントに進出したわけですね。
おめでとう、俺たち(笑)

5年くらい前までは、 5局くらいなら翌日でも棋譜をすべて再現できたのですが、
今回は4局目の内容を思い出すまで15分くらいかかったり、
予選3局もぼんやりとしか覚えていないという有様。

考えられる要因は、
 ・歳を取った(>_<。)
 ・経験値が増えて考える量が減った
 (以前は頭から湯気が出るほど考えた挙句、読んでない手を指されてパニック、というのが多かった)
 ・振飛車党になった(ぇ)
まぁいいや、が結論。(爆)




さて、その中でもなんとか覚えている決勝戦の一局を。
わたしの▲石田流に対して、後手が徹底防戦をしているのがこの図。









2007-12-02a.gif
棒金の8三金、中央を厚くした5四銀、角交換を事前に避けた4四歩が特徴です。 これだけ守られてると、こちらから仕掛ける自信がなく、 相手が動いた瞬間にカウンターをしようと手待ちをした局面。 後手も有効な手待ちが難しいので、動いてきます。

上図から
   △7四歩 ▲同歩 △同金 ▲6五歩 △7五歩 ▲同角
  △7二飛 ▲9七角 △6五歩









2007-12-02b.gif
▲7五同角!に△同金▲同飛は、歩切れなので飛成を抑えられません。 よって後手は△7二飛と辛抱しました。

実戦は、ここから
  ▲6五同桂 △7五歩 ▲7三歩 △同桂 ▲同桂成 △同飛
  ▲7九飛 △6五歩 ▲8八角 △6六桂 ▲4八金 △8三飛









2007-12-02c.gif
△6五歩は▲6六桂(金銀両取り)の防ぎ。
▲8八角として、次に何でも▲4五歩と角交換を狙っていけばOKと思っていたところに△6六桂。
「こんな桂、すぐに歩で取れるじゃん」と思って金をよけたら、 △8三飛でしびれました。

以下
  ▲9七角 △4五歩 ▲7五角 △4六歩

後手は△4五歩~△4六歩で歩切れ解消。
△7八歩を避けるため▲7六飛としても、△7五金▲同飛△7四歩で捌けないので、
自爆気味に▲6六角△同角▲6四歩としましたが、
△8八角成で万事休す。

以下いくばくもなく投了・・・となるはずでしたが、
局面を楽観しすぎた後手が受けを誤り、
最後はと金の団体攻めで逆に王手もかけさせずに勝ってしまったのでした。




さて、問題はやはりここ。









2007-12-02b.gif
観戦&記録採譜の某さんの指摘で、 「▲6四歩が決め手になるんじゃないか?」とのこと。

上図から
  ▲6四歩 △7五歩 ▲6三歩成 △7六歩 ▲7二と △7七歩成









2007-12-02d.gif
これなら文句なしに先手良し。 玉の堅さ、駒の効率、駒の損得、手番すべてが先手持ちです。

 




一方、相手のSさんの読みは?









2007-12-02b.gif
 

  ▲6四歩 △5二銀









2007-12-02f.gif
玉が堅くなり、5三が厚くなるというのが主張です。
しかしその分、6筋7筋が薄くなってますから、
▲6五桂で先手が十分に捌けるだろうという結論に。








2007-12-02g.gif
玉が堅くなり、5三が厚くなるというのが主張です。
しかしその分、6筋7筋が薄くなってますから、
▲6五桂で先手が十分に捌けるだろうという結論に。



わたしもこの局面は腰を据えて読んだのです。









2007-12-02b.gif
 

  ▲6四歩 △7五歩 ▲6三歩成 △同銀!









2007-12-02e.gif
銀をタダ取りできましたが、この局面で飛が詰んでてダメだ、 というわけで本譜を選んだのでした。

いったんはそれで全員が納得しかけたのですが、さらに

     ▲7三歩 △同飛 ▲6五桂









2007-12-02h.gif
で、先手相当やれそう、という結論になりました。

この図は、飛の取り合いは当然先手良し、
(△7六歩には▲5三桂成でも良さそう)
△6五同金▲7九飛は、駒損で薄くなった後手難局。
△7二飛は▲7三歩。
△7一飛は▲6二銀。

勉強になった一局でした。

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Rocky-and-Hopper

Author:Rocky-and-Hopper
在野の将棋ファンです。「寄せの構造 with 棋書ミシュラン」で棋書(将棋本)の評価などをしています。
妻(HN:やよひ)と娘(HN:かほり)との三人で暮らしています。
名古屋在住、197X年生まれの物理系エンジニア。

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